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李礼輝氏:人民元の国際化は後15年必要
2013年 6月 28日16:35 / 提供:
中国銀行株式会社の副董事長・行長の李礼輝氏

 人民元の決算規模の同期輸出入の貿易比率は2009年の0.1%以下から2012年の8.4%に上がった。2012年の人民元の直接多国間投資規模は2840億元に達した。これらデータに対して、28日午後の陸家嘴フォーラムで、中国銀行副董事長・行長の李礼輝氏は、「人民元資本プロジェクトの開放程度は高くないが、発展スピードは速い」と評論した。

 李氏によると、グローバル通貨の中で、人民元の地位は上がっているが、比重はやはり低い。統計によると、2013年4月の人民元国際支払いの国際市場での比重は、僅か0.69%で、13位にランキングされた。「中国経済の規模に対して、13位はまだ低い」

 これに対して、李氏は人民元の国際化は「約15年間が必要」と分析した。 

 また、李氏はオフショアとオンショアの人民元市場は共同で発展すべきで、引き続き香港ドルのオフショア市場を拡大し、香港のオフショアセンターの働きを果たすと話した。

(編集:兪静斐)

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