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金利・為替レート市場化推進は2013年の中国金融体制改革の重点
2013年 6月 3日9:38 / 提供:新華網日本語

 中国国家発展改革委員会(発改委)の徐紹史主任は、先般開催された2013年全国経済体制改革会議で、「2013年の財政・税制改革加速化推進の重点は、営業税から増値税(付加価値税)への転換の試行範囲拡大である。金融体制改革の重点は金利、為替レートの市場化改革と人民元の資本勘定における自由交換の推進である」と述べた。31日付中国証券報が伝えた。

 徐紹史主任によると、中国は今後参入条件を徐々に緩和し、中小金融機関と民営金融機関の発展空間を広げると同時に、預金保険制度の構築を加速させ、金利市場化と金融体系の健全化の制度的基盤を強化する。また、場外取引市場の発展を加速させ、直接融資の比率を高めるなど、多層的資本市場の発展に努める。

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