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ボーイング社、787型機の試験飛行を申請
2013年 2月 7日17:14 / 提供:新華網日本語

 米国・ボーイング社は4日米国連邦航空局(FAA)にボーイング787型機の試験飛行の実施認可を申請したとのことだ。

 ボーイング社の広報担当者マーク・バーテル氏は「ボーイングはすでに申請を提出し、ボーイング787型機の試験飛行ならびにFAAの審査を受けています」と述べた。

 試験飛行に詳しい関係者が『シアトルタイムズ』(The Seattle Times)記者に伝えたところによると、試験中は、リチウム電池システムのデータを収集し、可能な解決策を検証するという。

 日本航空(JAL)のボーイング787型機は1月7日バッテリー火災を起こし、機内に煙が発生した。同月16日、全日空(ANA)の同型機はバッテリー問題により緊急着陸した。その後、世界中で現在使われているボーイング787型機は全て飛行停止となっている。

 『シアトルタイムズ』は、787型機は数週間、ひいては数ヶ月間、バッテリー問題が解決を得るまで引き続き飛行停止となるものと報道していた。

 米国国家運輸安全委員会のケリー・ナンテル報道官は、当委員会によるJALへのバッテリー発火調査は「急速に進んでおり、調査官は日々進展を得ています」と述べた。