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中国、新三板(株式譲渡代理システム)管理方法公布
2013年 2月 4日13:54 / 提供:中国国際放送局日本語放送

 中国の証券行政を担当する中国証券監督管理委員会はこのほど、「全国中小企業株式譲渡代理業者管理暫定方法」を公布し、公布日より施行となった。これは、「新三板」市場(店頭市場)の基本的な監督・管理をめぐる枠組みを示すものだ。

 証券監督管理委員会の責任者はこれについて「暫定方法は次の三つの面での問題を解決するものだ。まず、全国中小企業株式譲渡代理システムを確立し、全国の代理業者と上場会社の法的地位を定めること。次に、全国の代理業者の職能を明確化し、その構造に特殊な要求を課すこと。また、株式譲渡システムの基本的な監督・管理の枠組みを定めることだ」と説明した。

 関係筋によると、暫定方法の実施後、代理業者は関連する業務規則を実施し、場外市場の業務規則システムも次第に確立される見通しで、地域的な試行から全国での規範的な運営に移行するために、法的基盤を築いていくということだ。

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