イギリスやオーストラリア、米国、インドなど多くの国の主要メディアは昨今、中国は珠江デルタ付近の9都市を合併して、世界最大の「巨大都市」を建設すると報道した。

　報道によれば、今回の都市の合併規模は前代未聞で、中国は世界にその強力な「工業筋肉」を示すことになるだろうとし、すでに青写真は出来上がり、国家製造業の9大中心都市を合併して一つの巨大都市に作り上げ、目標は北京や上海との競争だと伝えている。

　またこの「スーパー都市」は、中国製造業と輸出加工業の中心になり、範囲は広州から深センに伸び、仏山、東莞、中山、珠海、江門、恵州、肇慶などの都市も含まれるという。この計画の完成は今後6年以内を見込んでおり、合併後は約2万6000キロをカバーする生活地域になる。広さはイギリス・ロンドンの26倍に相当し、人口は4000万人を超える見込みだ。

　ただ、広東省政府のスポークスマンは、9都市が合併する可能性がないと断言した。

（編集：章坤良　写真：中国網）