米経済誌「フォーブス」が選ぶ「2010年中国大陸部最優秀商業都市ランキング」がこのほど発表された。トップ10はそれぞれ広州市（広東省）、上海市、深セン市（広東省）、杭州市（浙江省）、蘇州市（江蘇省）、北京市、無錫市（江蘇省）、寧波市（浙江省）、南京市（江蘇省）、天津市となった。広州は昨年トップの上海を退け、最優秀商業都市に選ばれた。

　上海のランクダウンと、今回のランキング全体から、（1）不動産価格の高騰による高コストは、都市の競争力を弱めることにつながる。上海は経営コスト指標が0ポイントだった。（2）交通渋滞も都市の競争力を下げることにつながる。（3）人材のメリットは革新のメリットとイコールではない。（4）地域協力を通じて都市の競争力を高めることができる。と4つの分野において、広州は上海を退けた理由が挙げられた。

（編集：章坤良　写真：同程網）