日本の新潟県で開かれているAPEC・アジア太平洋経済協力会議の第１回食料安全保障はが17日、「新潟宣言」を発表して閉幕した。

　「新潟宣言」は「人口増加や気候変動などによる食糧不足を解決するため、会議では、農業の持続可能な発展と、貿易投資の加速といった二つの共同目標を確認した」としている。

　宣言には、共同目標を実施するための行動計画が示されており、62の具体策や、それを担当する国や実施する時期が盛り込まれています。中国は2010年から2012年まで、農業技術関連の情報を提供するウェブサイトの開設を含めた7項目を受け持つことになっています。また、行動計画の実施状況は毎年APECに報告され、計画終了後、完成状況に対する評価が行われる。