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三菱重工:天津の発電所向け排煙脱硫装置を受注
2003年 10月 9日9:09 / 提供:

 三菱重工業株式会社(本社:東京都港区、社長:佃和夫、以下三菱重工)は7日、中国のエンジニアリング企業である中国華電工程集団公司と共同で、華北地域(河北・山西・華南の各省と北京・天津市)に電力を提供している華北電力公司から、天津大港発電所向け大型排煙脱硫装置を受注したと発表した。  

 この排煙脱硫装置は、現在改造中の天津大港発電所石炭焚きボイラーから排出されるガスの脱硫処理を行うものである。2004年中に運転を開始する予定。

 中国では環境規制強化の動きを踏まえ、石炭焚きボイラー用排煙脱硫装置の設置ニーズが大きく拡大している。これを受けて、同社は今後、中国市場における事業展開を積極的に進めていく方針である。