中国国家発展改革委員会の李朴民報道官は7日、中国政府網の取材に対し、「今年、8％の経済成長率を達成する条件は整っている」との見解を示した。

　李朴民報道官は「今年の発展状況から分析すると、消費需要は安定した成長を保つと見られる。一方、投資の増加速度はやや下落するが、一定の規模を保つ見込みだ。輸出入も前年より好調となり、これらはいずれも目標達成の条件となる」と述べた。

　また、李朴民報道官は「8％の目標は去年の実質成長率よりやや低く設定されている。これは主に、成長速度をやみくもに追求せず、より多くのエネルギーを、経済の発展方式の転換や経済構造の調整、および経済発展の質と利益の向上に注ぐためである」と述べた。