ボーイング787、正式に登場 全日空が50機を注文(写真)
2007年 7月 9日15:25 / 提供:
米国ボーイング社が生産する初の787「ドリーム」航空機が8日、完成し披露された。ボーイング社が1995年以来生産した初めての斬新な機種だ。
このボーイング787の組立は今年5月下旬から始まり、数週間かかった。同社の予測によると、全速生産の段階に入ると、1機当たりの組立期間は3日間だという。
これまで、ボーイング社は47社の航空会社(中国航空会社が5社を含む)から、ボーイング787航空機677機を受注しており、そのうち、全日空は50機を注文した。交付期間は2015年までになった。
現在、787の製作には、全世界で15000人のスタッフ、997社の供給業者が関係した。
また、ボーイング787は現在、世界で最も先進的な旅客機の一つとして、中国人の智恵も採用されている。中国成飛集団は、ボーイング787方向舵の金属部品を初めて担当した。方向舵は航空機方向の安定性を確保する垂直尾翼の重要な一部であり、これまで、同グループは2000機以上の民用ボーイング航空機に部品を提供している。
(編集:曹 俊)