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<APEC>商務部、FTAAP実現促進の路線図を制定
2014年 11月 4日21:15 / 提供:CRI

 中国商務省の王受文商務相補佐は4日、アジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)構築の促進について、中国はアジア太平洋経済協力会議(APEC)が地域一体化の分野における協調と指導的役割を発揮し、「APECがFTAAPの実現を促進するロードマップ」の制定を完成させたいという希望を表しました。

 王商務相補佐はAPEC非公式首脳会談経済貿易分野の協力に関する記者会見で「FTAAPは21のAPECメンバーの共通認識だ。中国は現在メンバー全員の支持を得、具体的な内容については検討中だ。中国はAPEC自由貿易区情報交流メカニズムを実現させ、『環太平洋パートナーシップ協定(TPP)』や『地域包括的経済連携協定』などの自由貿易区の交流を促し、透明度を増し、FTAAPに関する分析·研究を強化し、自由貿易区の交渉能力建設を大いに繰り広げ、アジア太平洋地域一体化プロセスの促進にしっかりした基礎を築き上げることを願っている」と述べました。

 王商務相補佐は「中国は如何なる形の貿易保護主義にも反対する決意を改めて申し上げる。また、APEC首脳が「新しい貿易投資制限措置を打ち出さない」承諾を2016年から2018年に延長することを各メンバーが受け入れるよう促進していきたい」と強調しました。

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