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中国の東北は、朝鮮の「開放」を待望
2011年 6月 10日13:03 / 提供:南方週末 秦軒

 丹東市政府は前からずっと黄金坪島と威化島の開発に対して控え目の態度を維持している。このため、丹東市政府と二つ島の開発での役割は人にあまりに知られてない。この前、あるメディアは黄金坪島、威化島の協力開発は、丹東辺境経済合作区(丹東臨港産業園区)の管理に属し、合作区は単独に「両島」の開発事務所を設置し、協力開発を担当する、という報道があった。しかし、紹介によると、両島事務所は市政府に所属し、合作区の管理ではなかった。  

 朝鮮が外資導入するため、中朝辺境の鴨緑江上の中国丹東に近い威化島と黄金坪島を自由貿易区に決め、かつ2社の中国企業に50年の賃借期間の開発を授与した。これは2010年9月に、丹東副市長が李士偉氏によって披露したことだ。  

 丹東中国商人海外投資有限会社責任者の王亭戈氏によると、朝鮮側は最初に丹東と接触したのは昨年の年初の時で、それ以来、基本的に毎日、中国企業から開発の内容について、問合わせがあった。  

 実は、丹東市は政策陳述の中で、前から「両島一橋」の建設チャンスを通じて、丹東を東北地区の「深セン」特区に仕立てるという発想があったという。琿春側も同じ考え方を発表した。2010年12月、琿春市長の姜虎権氏も琿春市委理論学習中心組(討論)検討会で、中央の経済特区先行に支持を表し、かつ琿春はわが国の境界開放戦略のモデルケースと提起し、同様に先行政策を授けた。このため、先行の政策の優位性を把握して、思想を開放し、大胆に革新すべきである。  

 しかし、琿春特区の先行、かつ経済収益と異なって、丹東現地は黄金坪島の開発には保守的な意見を持つ人もいる。ある役人は、丹東はそういう土地が欠けるということではなく、もし、朝鮮が内陸地区の開放に同意すれば、丹東経済の発展が動くと言った。

(翻訳:兪静斐)