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FAO、ミレニアム開発目標達成貢献の中国等を表彰
2014年 6月 17日16:17 / 提供:中国国際放送局日本語放送

 国連食糧農業機関(FAO)は16日、ミレニアム開発目標に掲げられた飢餓削減目標を前倒しで達成させたとして、中国、チリ、モロッコの3ヵ国を表彰した。

 FAOのジョゼ・グラツィアーノ・ダ・シルバ事務局長は、「ミレニアム開発目標の重要な目標の一つに、1990年から2015年までに世界の飢餓人口の割合を半減させることがあるが、中国は前倒しで飢餓人口の割合半減の目標を達成した。大国である中国の成果は必ず他の国々を啓発し、世界の飢餓撲滅に向け新たな活力となるだろう」と述べた。

 中国の陳暁華農業次官は、「中国政府は一貫して、食糧と農業の生産、国民の衣食住問題の解決を特に重視しており、世界の10分の1に満たない耕地で、世界の4分の1を占める食糧を生産し、世界の約5分の1を占める人口を養っている」と述べた上で、さらに、「中国は今後、食べ物に不自由しない状態から、更に安全・安心の食生活という目標に向けて進むと同時に、持続可能な発展を重視する」と述べた。

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