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プーチン大統領、米国はロシア軍事がウクライナ東部の情勢に介入した証拠を提供できないと断言
2014年 6月 5日15:31 / 提供:新華網日本語

 【新華社パリ6月5日】ロシアのプーチン大統領が近ごろフランスのラジオ局「ヨーロッパ1」とフランスのテレビ局「TF1」の記者の特別取材に応じた際、米国はロシア軍事がウクライナ東部の情勢に軍事介入した証拠を提供することはできないと断言した。

 ラジオ局「ヨーロッパ1」は4日夜プーチン大統領に対する特別取材を放送した。プーチン大統領はロシアがナショナリズムの他人への強要を企てた、あるいはロシア帝国の再建を企てたことを否定した。プーチン大統領は「冷戦の第2段階」があることを望まないと表明した。

 米国が近頃ロシアがウクライナ東部の民間の武装勢力に武器と戦闘人員を提供したことを非難したことに関して、プーチン大統領は、米国は関連の証拠を提供することができないものとみなしている。プーチン大統領はまた、現在ウクライナ東部にはどのようなロシア軍人あるいは軍事教官もいないと強調した。

 ウクライナの大統領に当選したポロシェンコ氏も招待に応じて6月6日にフランス西北部で行われるノルマンディー上陸作戦の70周年記念活動に出席する。記者がプーチン大統領にポロシェンコ氏との会見を望むかと尋ねた際、プーチン大統領は、誰であっても避けるつもりはなく、すべての人と話をするだろうと表明した。プーチン大統領は、ポロシェンコ氏がウクライナでの処罰行動を停止し、その東南部の公民と対話を行うべきだと表明している。

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