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国連事務総長、上海でプーチン大統領と会談
2014年 5月 21日15:18 / 提供:中国国際放送局日本語放送

 国連のパン・ギムン事務総長は20日、上海でロシアのプーチン大統領と会談した。

 国連本部は、「二人は会談で世界と地域の重大な問題、特に当面のウクライナとシリアの情勢をめぐって意見を交わした」と明らかにした。

 ウクライナ問題についてパン事務総長とプーチン大統領は、「政治的なルートを通して危機の解決を図る。それとともに包容力のある政治対話を展開する方針だ」と表明した。また、パン事務総長は、「まもなく行われる予定のウクライナ総選挙はウクライナの長期的な平和と安定にチャンスをもたらす」とした。

 シリア問題について、パン事務総長はプーチン大統領とシリア危機の政治的な解決を可能とするルートや、現在シリア国内の難民にとって必要な人道主義援助の問題を検討した。

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