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日本の中国侵略映像、北京でオークションに出品
2014年 5月 12日16:34 / 提供:中国国際放送局日本語放送

 日本による中国侵略を記録した貴重な映像資料が、13日に北京で行われる春のオークション(北京華辰オークション有限公司主催)に出品される。

 北京華辰社は、収集の視点から中国撮影史の流れを研究し、拡大させ、整理と完備をはかることで、踏み込んだ研究を促すため、今回のオークションで「映像の中の開港場」、「映像の占領―日本による中国映像採集」、「撮影版画」、「撮影家代表作集」などのテーマを設けた。

 「1894〜1945中日戦事影像」というテーマでは、日本側による中国侵略を記録した貴重な写真や映像が時間を追って整理されている。その中の日本人写真家・小川一真(1860〜1929)による中日甲午戦争を記録した『日清戦争写真帖』や、東北遼西抗日義勇軍の写真及びスイス人カメラマン・Karl Kengelbacher(1895〜1981)が撮影した上海事変(1937年8月13日)の写真集などは、中国史、中国の影像史と撮影史の研究と構築に貴重な実物と資料を提供するものとみられている。

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