【新華社ワシントン4月24日】朝鮮が核実験を実施する恐れがあるとのうわさに対し、米ホワイトハウスのカーニー報道官は22日、大統領専用機「エアフォースワン」の機内で米国のオバマ大統領の訪問に同行する記者に対し、米国側は朝鮮がとる恐れのある「挑発的な行動」を厳密に監視してると述べた。

　米国務省のサキ報道官は当日の定例記者会見で、米国が同盟国に対する「揺るぎない」防衛への承認を重ねて述べ、また朝鮮に地域の平和と安全に影響をおよぼす行為を停止するよう促した。

　朝鮮外務省の報道官は3月30日に声明を発表し、米国が国連安全保障理事会を利用し朝鮮に対して「孤立させて、扼殺する」を行っていることに対し、朝鮮は核への抑制力強化のために「新しい形式」の核実験実施は排除しないと述べた。声明は米国に軽はずみな行動をとらずに、また慎重に事を運ぶよう促し、朝鮮半島に誰も見届けるのを望まない急変事態が発生した場合、その責任は完全に米国側が負うことになると伝えている。