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李首相、サウジアラビアのサルマン皇太子と会談
2014年 3月 15日9:17 / 提供: cri
 中国の李克強首相は14日北京で、サウジアラビアのサルマン皇太子兼副首相・国防相と会談した際、「中国はサウジアラビアなど湾岸協力会議(GCC)加盟国と共に、中国・GCC自由貿易協定(FTA)をいち早く再開し、双方の貿易協力を全面的に引き上げていきたい」との姿勢を示した。

 李克強首相は、「中国はサウジアラビアとハイレベル交流を緊密にし、エネルギーや鉄道、原子力発電などの分野における協力を推進し、両国の戦略的な友好関係を一層推し進めていきたい」と述べると共に、「GCC外相理事会がこのほどFTA評価報告を採択し、中国を優先的に交渉を行う対象国とした。中国側はこれを評価する」と述べた。

 サルマン皇太子は、「サウジアラビアは中国との関係発展を非常重視し、中国企業のサウジアラビア進出を歓迎する」と述べた上で、GCCと中国の自由貿易協定を巡る交渉を引き続き推進していく姿勢を示した。