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ロシアの恩赦法案、プーチン大統領の支持を獲得
2013年 12月 5日17:02 / 提供:新華網日本語

  【新華社モスクワ12月5日】ロシアのプーチン大統領は4日、12月12日ロシア憲法の国民投票20周年記念の到来の際に、恩赦を施すことに同意した。

  プーチン大統領は、恩赦は慰撫的な特性を備え、ロシアの人道性を反映するべきだが、再犯を引き起こすべきではないと表明した。プーチン大統領は、ロシアの今回の恩赦の範囲は確実に重犯罪を行わなかったおよび法執行人員に対して暴力的犯罪を行わなかった服役者のみに限ることを強調している。

  会見に参加したロシア大統領直属の人権評議会のフェドートフ議長は4日メディアに対し、今回の恩赦は最大で10万人に及ぶ可能性があり、ロシアの現在の服役者のほぼ7分の1を占めるだろうと語った。

  1993年のこの日、ロシア連邦は国民全体投票を行い、ロシア独立後の最初の憲法を採択し、大統領制の連邦国家体制の実行を確立した。その後すぐに、毎年12月12日はロシアの憲法記念日に定められている。