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プーチン大統領、ロシアは永遠に米国と衝突を起こすことはないと述べ
2013年 12月 4日17:20 / 提供:新華網日本語

 ロシアのプーチン大統領は3日モスクワで大学生と交流した際、ロシアは永遠に米国の類いの国と衝突を起こすことはないと語った。

 プーチン大統領は、北極はロシアにとって、巨大な経済利益に関わるだけでなく、国の防御力の重要な構成部分だと語った。プーチン大統領はこのように語った。「米国のミサイルはバレンツ海の海域から発射して、モスクワに到着するまでの飛行時間はわずか15分なんです。」このような状況で、ロシアがすべきことは北極を放棄するのではなく、ここを開発することだ。ロシアは米国とこの問題で争議が存在しているが、双方は発展協力の機会を有している。

 世界的な気候の変化に従って、北極の経済価値、特に豊富なオイルガス資源は日益しに各国から関心を持たれている。推算によると、全世界のまだ掘り出されていない石油はその13%が北極にあり、天然ガスは30%を占めているという。ロシア、米国、カナダなどの国は本国の北極地域における管轄権の擁護を積極的に求め続けている。

 ロシアはここ数年来北極での軍事的存在を増大させており、現在すでに北極海のノボシビルスク諸島にある軍事基地を再建し、同時に北極地域での空軍?防空部隊の配置を開始し、ミサイル攻撃への早期警報システムに属する北極のレーダーステーションもすでに建設し始めている。

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