イラン南部で２８日午後５時２０分ごろ、マグニチュード５．６の地震があり、少なくとも８人が死亡、５９人が負傷した。震源地はペルシャ湾岸のブシェール原発から内陸側に約６０キロ離れた地点。中新社が伝えた。

　ブシェールには、同国唯一の原子力発電所があるが、原発への影響は報告されていないという。震源の深さは約１６キロ。イランのロハニ大統領は、死傷者が出たことに「深い悲しみを覚える」との談話を発表した。ブシェールの当局者は「完全に平穏な状態」であり、救急隊が被災地域に派遣されたという。

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