習近平主席とオバマ大統領、初の首脳会談
2013年 6月 8日14:57 / 提供:
アメリカ訪問中の中国の習近平国家主席は7日、カリフォルニア州パームスプリングズ郊外にある邸宅、サニーランズでオバマ大統領と会談した。会談は、両国の首脳が率直に考えを述べ合う形で始まった。新華社が伝えた。
習主席は冒頭で、「ここは太平洋に近く、海の向こうが中国だ。私は去年の訪米で、広い太平洋には中国とアメリカという2つの大国を受け入れるのに十分な空間があると述べたが、今もそう思っている。今日ここでオバマ大統領と会談する主な目的は両国の関係発展のための青写真を描き、太平洋を跨ぐ協力を行うことにある」と述べた。
また、「両国国民の根本となる利益や人類の発展を考え、考え方を刷新して積極的に行動し、新たな大国関係を共に構築すべきだ」と強調した。さらに「今回の会談は重要かつ前向きな成果を上げ、今後の中米関係に新たなエネルギーを注ぐことになると信じている」と期待を述べた。
習近平主席とオバマ大統領、初の首脳会談
オバマ大統領は「会談したことは、米中関係が両国の繁栄と安全保障だけでなくアジア太平洋地域、そして世界にとって重要だということを示している」と強調した。
(編集z 写真:新華社)
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