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安保理、アフガン西部の自爆攻撃を非難
2013年 4月 5日15:01 / 提供:中国国際放送局

 国連安全保障理事会は4日に声明を発表し、アフガニスタン西部のファラー州で3日起きた自爆テロを強く非難した。  

 この声明は、「今回の襲撃により、多くの民間人が負傷し、殺害された。安保理はこの行為を強く非難すると共に、被害者の家族、アフガニスタン政府及び国民に心から同情の意を表す」としている。

 また、「今回のテロ行為の実施者、組織者、後援者と支持者を法律で裁くべきだ」と指摘した上、「すべての国が国際法および安保理の関連決議で定められた義務に従い、アフガニスタン当局と積極的に提携していくよう」促している。

 声明はまた、「安保理はタリバン、アルカイダ及びその他の不法な武装勢力がアフガニスタンの民間人、国家治安支援部隊及びアフガニスタン駐在の国際部隊と支援機構に及ぼした脅威に対し、深く注視している」としている。さらに、「テロリズムは、いつ、どこで、誰がどのような目的でおこなうにせよ、その罪から逃れることはできない」と重ねて強調している。

 なお、『国連憲章』によると、安保理は世界の平和と安全を脅かすテロ行為を断固として取り締まり、各メンバー国はテロ取締のために講じた取組が国際法、とりわけ、人権、難民と人道主義法の関連規定に合致するよう努めるとされている。