Home > ニュース > 国際  > 米、西太平洋にミサイル駆逐艦追加派遣
米、西太平洋にミサイル駆逐艦追加派遣
2013年 4月 4日10:09 / 提供:新華網日本語

 米国防総省のジョージ?リトル報道官は2日、西太平洋にミサイル防御能力を備える「マケイン」イージス駆逐艦を派遣したのに続いて、米軍がさらに1隻ミサイル駆逐艦「ディケイター」をこの海域に派遣し、ミサイル駆逐の任務に就いたと発表した。

 同報道官は当日、ペンタゴンビルで行われた記者会見で「マケイン」と「ディケイター」はすでに「西太平洋の所定の海域」に到着しており、ミサイル防御の任務に就き、「米国本土および同盟国を対象にしたすべてのミサイル脅威」に対応すると述べた。

 同報道官は、米軍太平洋司令部は「通常通りミサイルの脅威に対して各種設備を配備する」とし、米国側は最近の北朝鮮からのミサイル発射の可能性に注目しているとした。しかし、海軍が高性能Xバンドレーダーの海上配備型(SBX−1)を朝鮮半島付近に移動させているとの報道は否定した。この高性能レーダーは目下展開されている合同演習に使用されており、演習後の配備については未定。

 「マケイン」と「ディケイター」は共にイージスシステムを搭載したアーレイ?バーク級ミサイル駆逐艦。これ以前にも米国はすでに韓国に相次いでB−52戦略爆撃機、原潜?シャイアン?、B−2ステルス爆撃機とF−22ステルス戦闘機を派遣し、3月1日から4月30日まで行われる「フォールイーグル」米韓合同軍事演習の野外機動演習に参加させている。

関連記事