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ESCAP報告、アジア太平洋は「2つの課題に直面」
2012年 12月 16日10:10 / 提供:CRI

 ESCAP(国連アジア太平洋経済社会委員会)は14日、タイのバンコクで、『2012年アジア太平洋経済と社会調査更新報告』を発表しました。報告は「アジア太平洋地域の経済は今、不安定な世界経済と内部構造の問題といった、2つの課題に直面している」としている。  

 報告によりますと、国連は2012年アジア太平洋地域の経済成長率を予想した6.5%から5.6%へと下方修正すると同時に、2013年の予想値を6.3%に決めたということだ。報告は「アジア太平洋地域では、景気成長の減速が見られるが、それは、開放度や対外依存度の高い経済体だけに止まらず、幅広い内部市場を持ち、対外依存度の低い経済体にも広がっている」と指摘している。  

 また、報告はアジアの貧困人口にも配慮し、「2013年、アジア太平洋地域では貧困から脱出ができない人口がまだ1000万人もいるだろう」と発表した。

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