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潘基文、シリアの犠牲祭期間中の停戦公布を歓迎
2012年 10月 27日9:35 / 提供:新華綱日本語

 国連のマーティン・ネシルキー(Martin Nesirky)事務総長の報道官は25日、国連の潘基文事務総長がシリアが犠牲祭期間中に停戦すると公布したことに対し歓迎し、暴力行動を止めることが全ての人に一致する利益だと表した、と述べた。

 ネシルキー報道官は当日正午に行われた定例記者会見で、世界中が26日朝のシリアの行動に注目している、と述べた。ネシルキー報道官は、シリアの各当事者は停戦の承認を守るべきだ。一旦停戦が実現すれば、人道主義者メンバーや車輌は暴力衝突で到達しにくい地区へ向かうことができ、国連はシリア・アラブ赤新月社と共に行動すると強調した。

 ネシルキー報道官は、当地区に影響力のある関連方面は、自らの影響力を利用してシリアが停戦状態を保持するよう促さねばならず、最終目標は停戦協議を成立するほかに政治交渉を始めることで、シリア人民の訴えを満たすことを目指す、と表明した。

 シリア外交部は25日声明を発表し、シリア政府軍は26日から29日までの犠牲祭期間中に軍事行動を停止し、国連・アラブ連盟合同のブラヒミ特別代表が犠牲祭期間中に停戦するように提唱したことに応じる、と述べた。

 シリア反対派武装勢力「シリア自由軍」も、政府軍が停戦の承認を守れば、自由軍も犠牲祭期間中に停戦するだろう、と表した。

 国連安全理事会は24日声明を発表し、ブラヒミ特別代表の犠牲祭期間中に停戦するとの提唱に対して歓迎すると同時に、シリア全ての各当事者が積極的にブラヒミ特別代表の提唱に応じるようよびかけている。

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