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呉邦国委員長、ニュージーランド、日本の訪問客とそれぞれ会見
2003年 9月 23日9:14 / 提供:

  全人代常務委員会の呉邦国委員長は22日北京でそれぞれ、ジュナサン・ハ
ント・議長が率いるニュージーランド議会代表団と牛尾治朗・委員長、笹川陽
平・日本財団理事長を団長とする日本笹川日中友好基金訪中代表団一行と会見
した。

  呉邦国委員長は、ここ数年来、中国とニュージーランドは各分野での友好協
力が順調に進められ、我々は両国関係の発展に満足していると述べ、相互尊重、
平等互恵をふまえ、一層の進展を遂げるよう期待している。全人代はニュージ
ーランド議会との友好協力関係の発展を重要視し、引き続き議会頭首、専門委
員会、友好グループの間の交流を繰り広げ、両国の友好協力関係を一層促進さ
せることに役立てようという。

  ジュナサン・ハント・議長はニュージーランドと中国の関係は良好だと述べ、
両国関係の更なる進展を望んでいる。今度の訪中を通じ、中国の大きな変化を
身をもって体験し、今後の中国経済が大いに発展することを信じている。

  呉邦国委員長は日本からの訪問客と会見し、この前に訪日期間中、日本官民
と広範囲に接触し、双方は、「歴史を鑑とし、未来に向ける」を原則にする限
り、中日善隣友好関係はきっと長期的、安定的かつ健全的に発展していくとい
う認識で一致したと述べ、中日平和友好条約が締結されて25年来、両国協力
は深さと広さの面で歴史上のいかなる時期をも上回って、民間友好団体は特殊、
代替できない役割を果しているという。呉邦国委員長は笹川日中友好基金が中
日交流と提携を促し、両国の国民の間の相互理解と友好を増進させるための大
量の有益な活動を高く評価した。

  牛尾治朗委員長は、呉邦国委員長のみごとな訪日を高く評価し、訪日は日中
関係の発展に対し重要な意義をもっていると思っている。笹川日中友好基金は
終始一貫して日中友好協力の発展に貢献しようという立場をも示した。