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米英仏指導者、イランの第2核施設の建設を非難
2009年 9月 26日15:24 / 提供:中国国際放送局

 アメリカのピッツバーグでの20カ国・地域首脳会議(G20サミット)に出席しているアメリカのオバマ大統領、フランスのサルコジ大統領、イギリスのブラウン英首相は25日、サミットの正式開幕前に、イランの2ヶ所目の原子力施設の建設を非難した。  

 アメリカのオバマ大統領は、「イランの核計画は世界平和と安全への脅威だ」と語り、「イランが国際社会に対してその核開発計画を欺瞞したのは、今回が初めてではない。イランは国内のエネルギー需要から、原子力を平和的に利用する権利はあるが、その規模と配置は平和開発の基準に合致しなければならない。イランはすでに、すべての国が守らなければならない規則に背き、世界の核不拡散システムを脅かし、世界と地域安全に危険をもたらした」と指摘した。  

 IAEA・国際原始力機関とイランは25日、イランが第2の核施設を建設中だと相次いで明らかにした。IAEAはイランに対して詳しい情報をいち早く提供するよう求めている。  

 イランは今月、国連安保理常任理事国のアメリカ、ロシア、中国、イギリス、フランスとドイツの6カ国に国際問題に関する一連の提案を行った。関連各国は10月1日に、これについて協議を行う予定だ。