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米国の学校で中国語教育は人気
2009年 6月 26日10:18 / 提供:

新華社北京発

 24日スタートした「中国語架け橋−−米国小中学校校長訪中ツアー」によると、米国の学校で中国語教育の人気が出ている。中国語ブームは、大学に設置されている孔子学院から小中学校へと広がっている。  

 中国国家漢語国際普及指導グループが主催し、米国カレッジ・ボードが協力する「中国語架け橋−−米国小中学校校長訪中ツアー」は24日夕人民大会堂でスタートした。米国の40州の小中学校の校長430人および教育役員は招きに応えて来中し、一週間の日程で、浙江、黒竜江、河北、湖北、江蘇などを見学訪問し、地元の学校と姉妹学校を結ぶ。  

 米国では中国語課程を設けられた小中学校はもう4000校を超え、中国語受講生は14万人を超えている。中国語はすでに、米国で外国語教育の中で最も早く進んでいる言語になっている。また、孔子学院(課程)が57ヶ所設けられている米国も、孔子学院設置数トップの国だ。  

 今年、中米間で「三つの800」プロジェクトが実行される。つまり、米国孔子学院の受講生と本土の中国語教師800人に奨金を与え、米国の大中学生800人を招いて中国でサマーキャンプを行い、小中学校の校長と学区担当800人の訪中を招くという仕組みだ。