Home > ニュース > 国際  > APEC、鳥インフルエンザ対策で各国間の協力強化を強調
APEC、鳥インフルエンザ対策で各国間の協力強化を強調
2006年 5月 7日11:30 / 提供:

 鳥インフルエンザの予防と対応策を協議するため、APEC・アジア太平洋経済協力会議閣僚級会議が5日、ベトナムのダナンで開かれ、会議に出席したAPECの21のメンバーは鳥インフルエンザの予防と対応には、各国間の協力を強化する必要があるとの考えで意見が一致した。

 会議で採択された行動計画には、この地域の各国間の協力及び国際的な保健機関などとの協力を強化し、早期発見に努めて、鳥インフルエンザへの対応能力を高めること。鳥インフルエンザ発生の通報システムを樹立すること、農業や貿易への悪影響を軽減させること、国やNGO、民間機関との間の協力を強化するといった内容が盛り込まれている。

 中国農業省の尹成傑次官は会議で、鳥インフルエンザの予防と治療、国際協力や地域協力の経験などについて中国の状況を紹介した。