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中国、鳥インフルエンザ対策の国際交流・協力に参入
2006年 3月 8日8:16 / 提供:

  鳥インフルエンザが世界全体で広がっているという厳しい形勢下で、中国は従来同様に鳥インフルエンザ対策の国際交流?協力に参入し、鳥インフルエンザ対策にあるべき貢献をすると、中国農業部の責任者は6日語った。

  この責任者によると、最近、世界全体では、鳥インフルエンザが加速度的に広がり、人感染の病例が続発し、鳥インフルエンザ・ウィルスの拡散・蔓延の能力が増強するなどの特徴が見えている。世界全体で、鳥インフルエンザが大爆発、大流行する危険性が増しており、経済、社会の発展に対する破壊力が増強し、国際社会全体はより厳しい挑戦に直面しているという。

  中国は鳥インフルエンザ対策を重んじ、諸対策を展開し、段階的な効果をあげていると、この責任者は記者のインタビューに応じて語った。 昨年以来、中国で発生していた35件の鳥インフルエンザがタイムリーに撲滅され、頻発の状況が抑え込まれている。国内で鳥インフルエンザ対策を展開するのと並び、中国政府は鳥インフルエンザ対策の国際協力をも重んじ、一貫して国際社会と鳥インフルエンザの関連情報を共有すると約束した。

  農業部、衛生部と国連食糧農業機関、世界保健機関は情報交換、技術提携を強化している。 2005年12月、農業部の提唱で、昆明で開かれたアジア鳥インフルエンザ対策閣僚会議では、『昆明提唱』を採択し、アジア地域での鳥インフルエンザ対策の協力を推進している。その後、中国政府とEU、世界銀行が鳥インフルエンザ対策資金調達大会を共催し、『北京宣言』を採択した。

 この責任者によると、2006年2月以来、イラク、アゼルバイジャン、ウクライナ、エジプトなどで鳥インフルエンザが発生したか、または、鳥インフルエンザ?ウィルスを検出した状況に対し、中国農業部は関連する国々とワクチン提供、技術提携などの関連措置を検討しているという。