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米英仏露の専門家、米の「中国軍事脅威論」に反駁
2006年 2月 11日10:58 / 提供:

 アメリカ国防総省がこのほど発表した「四年ごとの国防態勢見直し(QDR)」で「中国の軍事脅威論」を吹聴したことを受けて、アメリカ、イギリス、フランスとロシアなどの専門家は、「中国は平和発展の道を歩んでいる」と強調している。

 アメリカの専門家カーペンター氏は記者のインタビューを受けた際、「中国の国防予算はアメリカの国防予算と比べると極一部に過ぎず、このことから、中国の国防支出が膨大な軍事力を有するアメリカにとって脅威となっているとは見られない。アメリカ国防総省がこの報告で中国など新興諸国のアメリカに対する脅威なるものを吹聴する狙いは、議会にこの膨大なアメリカの国防予算を可決させるためだ」としている。

 イギリス、フランスとロシアの専門家は、「中国には自国の国防現代化を実現に尽力する権利はある。中米両国は各方式の接触と対話を通じて、相互信頼を深めるべきであり、これは地域と世界の平和と安定によって非常に重要だ」と述べている。