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学校が武装勢力の襲撃で、140人超犠牲=パキスタン
2014年 12月 18日11:08 / 提供:

 パキスタン北西部の都市ペシャワルで16日、陸軍運営の学校が武装勢力による襲撃を受け、少なくとも141人が死亡し、そのうち生徒が132人、教師が9人という。事件発生後、パキスタンのフセイン大統領とシャリーフ首相は強く非難し、「今後3日間はパキスタンで襲撃事件の犠牲者を追悼する」と発表した。  

 国連のパン·ギムン事務総長も16日、テロ事件を強く非難し、あらゆる努力を払って襲撃者をいち早く逮捕するようパキスタン政府に促した。また、この日、アメリカのオバマ大統領は声明を発表し、事件を強く非難した上で、「パキスタン政府のテロリズムや極端主義との戦い、そして地域の平和と安定維持に払った努力を支持する」と重ねて表明した。

 中国の習近平主席は、パキスタンのフセイン大統領に慰問の電報を送った。習主席は、「ペシャワルで重大なテロ襲撃事件を起き、多くの犠牲者が出たことを知って驚いた。私は中国の政府と人民を代表し、また私個人の名義で、犠牲者に深い哀悼の意を示し、負傷者と犠牲者の家族らに慰問の意を表す」と述べた。  

 習主席はまた次のように強調した。中国側はいかなる形式のテロリズムに反対し、この悪逆無道なテロ襲撃事件を強く非難する。中国人民はパキスタン人民の悲しみと痛みを強く感じている。中国側は断固としてパキスタン政府のテロ主義を取り締まるための努力を支持する。


(編集z)