ウクライナ国営の天然ガスパイプライン運営会社の広報担当ビリヤフスキー氏が9日、「ロシアからの天然ガスの輸入を再開した」と明らかにしました。

　ビリヤフスキー氏は記者会見で、「12月、ロシアから１日当たり4350万立方メートルの天然ガスを輸入する。ウクライナ側は今月5日、12月分のガス購入代金3億7800万ドルをロシア側に前払いした」と述べました。

　ロシアは今年6月からウクライナへの天然ガス供給を停止していましたが、10月30日、両国はブリュッセルで、冬季の天然ガス供給問題をめぐり合意しました。ウクライナがロシア側に直ちに14億5000万ドルの債務を返済し、今年中に16億5000万ドルを支払うとのことです。