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マレーシア運輸相、MH370便捜索は依然、最重要任務
2014年 12月 1日9:19 / 提供:中国国際放送局日本語放送

 マレーシアのリオ·ティオン·ライ運輸相はこのほど、「消息を絶ったマレーシア航空MH370便の捜索活動は、依然としてマレーシア政府の最も重要な任務だ」と述べました。

 リオ運輸相は29日声明を発表し、「マレーシア政府の目下の最重要任務は、中国とオーストラリアの両政府とともに消息を絶ったMH370便の捜索を続けることだ。一番助けが必要な時に中国が手を貸してくれたことに、マレーシアは感謝している。中国も、引き続き可能な限りの資源を提供し、不明機の捜索に協力してくれる」と話しました。

 リオ運輸相は、ミャンマーで開かれていた第20回ASEAN交通相会議で中国の楊伝堂交通運輸相と会談し、「現在、海底の捜索活動は700平方キロまで及ぶ。不明機の位置を特定することに加え、不明機の残骸と飛行記録の捜索活動も行っている」と述べました。

 MH370便は、今年3月8日にクアラルンプールから北京に向かう途中に消息が途絶え、乗組員を含む239人が行方不明となっています。そのうち、中国人は152人です。

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