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プーチン大統領、ロシア軍事工業委員会の主席に
2014年 9月 11日15:11 / 提供:中国国際放送局日本語放送

 ロシアのプーチン大統領は10日、ロシア軍事工業委員会の主席に就任することを明らかにしました。ドミトリー·ロゴジン副首相が副主席となります。ロシア連邦政府の管理下にあった同委員会が、大統領の直接管轄に昇格したことになります。

 ロシア軍事工業委員会は、重大な国防プロジェクトや計画について裁決する政府機関です。業務内容は武器装備の研究·開発·生産、国防工業および大手企業の改造·再編、企業間の協力、国家武器装備の計画と国防受注などがあります。

 プーチン大統領は同日、モスクワで開かれた国防システムの会議で、「ロシア軍事工業委員会の昇格に関する法令にサインした。直接大統領の命令を受けることによって、効率も向上できる」と話しました。

 ロシア軍事工業委員会では、輸入品の代替問題を解決するほか、大統領が責任を持つ形によって、政府や企業、および他の機関との問題をよりうまく調整できるとみられています。ロシア国防省のユーリイ·ボリソフ次官が委員会の事務局長を務めます。


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