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外交部の報道官、一部の国は『国連憲章』をしっかり読まねばならない
2015年 9月 9日9:52 / 提供:新華網日本語

  【新華社北京9月8日】国連の潘基文事務総長の「9·3」記念活動への出席を日本側が非難したことに対し、外交部の洪磊報道官は7日、中国側は一部の国が『国連憲章』をしっかり読んで侵略の歴史を真剣に反省し、隣国と国際社会の信頼を得るように努めるよう促すと表明した。

  当日の定例記者会見である記者が次のように質問した。報道によると、国連の潘基文事務総長が「9·3」記念活動に出席したことに対し、日本·菅義偉官房長官が国連は中立を維持するべきで、特定の過去に焦点を当てるべきではないと述べた。日本自民党外交·経済連携本部が会議を招集し、潘基文事務総長の記念活動出席の件について、国連に抗議文を提出することに決定したそうだ。中国側はこれに対してどのように論じるか。

  洪報道官は次のように述べた。9月3日に行われた中国人民抗日戦争並びに世界反ファシズム戦争勝利70周年記念活動では、中国人民が歴史を銘記し、烈士をしのび、平和を大切にして未来を切り開く決意がはっきりと示された。これは『国連憲章』の重要な精神でもある。

  洪報道官はまた、国連は第二次世界大戦勝利の硝煙の中で生まれ、世界人民がファシズムと軍国主義に立ち向かった重要な成果であり、歴史の過ちの繰り返しを防ぐ重要なメカニズムでもあると述べた。

  「反ファシスト主義勝利を記念するという問題で、国連がどのように中立を維持するというのか。平和と正義に関わる問題で、国連がどのように中立を維持するというのか」洪報道官は、「我々は再び何の根拠もなく騒ぎ立てることのないよう一部の国に促してゆきます。こんなことをする時間や精力があるなら、『国連憲章』をしっかり読んで、侵略の歴史を真剣に反省し、隣国と国際社会の信頼を得るように努めることができるでしょう。」と述べた。

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