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イラン 制裁解除まで原油の増産はないと表明
2015年 8月 12日15:12 / 提供:中国国際放送局

 イラン国営石油会社(NIOC)のジャバディ社長は11日、西側による経済制裁が解除されるまで原油の生産量を上げることはないことを明らかにした。

 イランの原油生産量は制裁前の最高水準の日量420万バレルを現在の280万バレルに減らした。

 先月中旬、核問題をめぐるイランと安保理常任理事国5カ国にドイツを加えた協議が最終合意に達した。

 最終合意書が米国とイランの議会で承認され、また国際原子力機関(IAEA)が合意書を履行するイランの約束を確認できれば、イランに対する経済制裁は今年末、また来年の初め頃に解除されるだろうと見られる。

 これを受け、ザンギャネ石油相は「今後3年のうちに、原油の生産量を一日当たり470万バレルに増産する」と示唆した。

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