国連の潘基文（パン・ギムン）事務総長は7日、「国際社会は積極的に行動を起こして、世界の教育事業発展を促進するよう」呼びかけると同時に、支援世界教育機会高級委員会の発足に歓迎の意を表した。

　ノルウェーを訪問中のパン事務総長は当日、オスロ教育促進発展サミットハイレベル会議開幕式に出席し、挨拶を行った。パン事務総長は「サミットでは女性の教育、緊急状態での教育、教育の質及び教育投資などの問題に対し特に関心を寄せている。これらの問題で収めた進展は世界の美しい未来を築き上げることに役立つ」と話した。

　パン事務総長はさらに「教育を発展させる約束を実際行動に移すため、国際社会は資源を十分に調達し、投資をさらに拡大すると共に、教育資金の利用を改善しなければならない。支援世界教育機会高級委員会の提案に従ってそれ相応の行動を取る」と強調した。