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国連安保理、マリ北部の各側に停戦求める
2015年 5月 2日14:18 / 提供:中国国際放送局
 西アフリカのマリ北部では武装組織による襲撃事件が相次いでいる。これに対し、国連安保理は1日声明を発表し、速やかな停戦と、平和協定の草案への調印を各側に呼びかけた。

 安保理の声明では、4月27日以来、マリ北部のガオ地区などで起きている襲撃事件はこれまでの停戦協定に背いているとして、協定の厳守を各側に求めた。そのうえで、「停戦協定に違反する行為に対しては、制裁も考慮する」とした。また、現地の平和維持部隊がマリ各側と協調しながら、情勢の緩和や対話の進展に取り組むことを支持するとともに、今月15日までに平和協定の草案が調印されるよう、力を尽くす考えを示した。

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