Home > ニュース > 国際  > 米国安全保障高官が安倍首相の「歴史観」を「打ち叩く」
米国安全保障高官が安倍首相の「歴史観」を「打ち叩く」
2015年 4月 28日15:35 / 提供:新華網日本語

 ロイター通信は25日、日本政府の高官の談話を引用し、安倍首相は訪米中に日本が平和のために力を尽くすこと、及び日本の歴代内閣が戦争に対して反省と謝罪の意を表明した談話を再び言明すると報じた。

 安倍首相が米国議会で演説を行う際に、歴史問題に触れるかどうかは定かではない。25日に記者が質問した際に、ロッズ大統領補佐官は明確に回答しなかった。

 安倍首相が米国を訪問する前からも、米国国内で歴史を直視し、戦争の罪行に謝罪するように促す呼び声が高まっている。4月23日、多数の米国の国会議員が佐々江賢一郎駐米日本大使に連名で書簡を提出し、安倍首相が訪米期間に歴史問題を直視し、「村山談話」と「河野談話」を固く遵守することを再び言明するように呼びかけた。AP通信は25日、日本の虐待と重労働を強要された第二次世界大戦中の元米軍捕虜3人を取材し、安倍首相が謝罪することを望む3人の態度表明した発言を掲載した。

【訪米が有益になることを期待】

 25日の記者会見で、メディロス高級主管とロッズ大統領補佐官は、日韓関係の改善に期待を寄せた。

 メディロス高級主管は「我々は日韓両国の関係改善に向けた外交的努力を強く支持する。」と述べた。ロッズ大統領補佐官は、日韓が「より適切に協力し、地域の緊張情勢を共同で緩和させるように尽力する」ように勧告した。

 西側メディアは次のように分析している。米国が歴史問題の早急な解決を日韓に促す主な理由は、一貫して米日韓の三国間の安全保障協力を構築することを望んでいるためだ。これはオバマ大統領のアジア太平洋「リバランス」戦略のカギとなる部分でもある。しかし、日韓関係は独島(日本は竹島と称する)をめぐる争いと日本の歴史問題における誤った言動によって何度も冷却している。

 


トップ   前へ   2/2  次へ  <最後

関連記事