Home > ニュース > 国際  > 独仏露ウクライナ外相会議、危機解決の道を探る
独仏露ウクライナ外相会議、危機解決の道を探る
2015年 1月 13日12:42 / 提供:中国国際放送局日本語放送

 現地時間12日、ドイツ、フランス、ロシア、ウクライナ4ヵ国の外相がベルリンでウクライナ危機に関する新しいラウンドの討議を行った。今回の外相会議のメイン議題は、今月15日にカザフスタンのアスタナで4ヵ国首脳会議を開催できるかについてだ。ウクライナ東部で和平計画の実施が行き詰まっていることから、4ヵ国首脳会議が予定通り開催できるかどうか不透明になっている。

 ウクライナでの衝突が発生してから死者4700人が出ている。ロシアのラブロフ外相は12日モスクワで、ウクライナにさらにプレッシャーをかけて政治的解決案を見出すよう西側に求めた。

 北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は、ドイツが和平交渉で尽くした努力を評価すると共に、ロシアにウクライナ東部の分裂勢力に対する支援を止め、和平交渉の環境づくりをするよう求めた。

関連記事