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露艦隊が上海に入港、合同演習へ
2014年 5月 19日15:32 / 提供:
上海に入港した露艦隊

 中露「海上聯合―2014」の軍事演習に参加するロシアのミサイル巡洋艦「ワリャーグ」が18日の午後、上海呉淞軍港に到着し、中国海軍が歓迎式典を行った。中露合同軍事演習は5月20日から26日にかけて中国東海北部の海域及び空域で行なわれ、両国共に艦艇、飛行機、艦載機、特殊部隊などの装備、兵力を派遣した。

 艦艇停泊地防御演習、合同対海突撃演習、合同対潜演習、合同護送演習、合同調査識別演習、合同対空演習、乗っ取られた船舶の合同解放演習、合同捜索救難演習、海上での武器使用演習などを行う。中露海軍から各種艦艇14隻、潜水艦2隻、固定翼機9機、艦載ヘリコプター、特殊戦分隊などが参加する。

 中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領が初めて、20日から27日まで行われる東海「海上協同−2014」合同軍事訓練の開幕式に出席すると、新華社通信が18日報じた。プーチン大統領は20−21日、「アジア信頼醸成措置会議(CICA)」出席のため上海を訪問する。

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露艦隊が上海に入港、合同演習へ 

 中国海軍の梁陽報道官は、「今回の合同軍事演習は中国とロシアの海軍が両国首相が達した合意を着実に履行するために実施するものだ。演習は両国の政治における信頼を促進し、両国軍隊の実務協力を強化する重要な措置である。合同軍事演習は当地域の平和と安定を守り促進する面で積極的な意義がある。演習は第三国を念頭に置いたものではない」と述べた。

(編集:章坤良)

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