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不明機に、「一縷の望みがあれば・・・」=李首相
2014年 3月 13日16:57 / 提供:

 中国国務院の李克強首相は13日午前10時半、人民大会堂3階のゴールデンホールで第12期全人代第2回会議を取材する国内外の記者と会見し、記者の質問に答えた。李首相は、消息を絶ったマレーシアの航空機について、「一縷の望みがあれば、我々は捜索を打ち切ることはない」と強調した。

 李首相は、「消息を絶ったマレーシア航空機には、239人の乗客が搭乗しており、そのうち、154人が中国人だ。彼らの家族は焦り、非常に心配している。中国政府と全国民は彼らの安否を憂慮している。現在、我々は少しでも何らかの消息があることを期待している」と述べた。  

 李首相は、「中国政府はすでに、全面的な応急救助と捜索を開始している。現在、関連の海域に中国の艦船8隻が到着したほか、1隻が関連の海域へ向かっている。また、10個の衛星を使用して情報技術の面でも支援しており、衛星の画像で発見した疑問点に対しても調査している。今回の捜索にはいくつかの国が参加しており、我々は関係方面が協力を強化し、原因の究明と消息の絶った航空機の発見、そして、関連の事柄を適切に処理するよう求めた」と語った。  

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第12期全人代第2回会議

 それに先立ち、李首相は、国務院緊急センターで中国側捜索救助船の船長と通話し、消息を絶ったマレーシア航空370便の捜索救助活動の最新の進展状況を把握した。李総理は各関係当局に対して、あらゆる可能な力を結集して捜索救助活動を強化し、一縷の希望も捨てないよう指示した。      

(編集z)