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中国の防空識別圏に日米が激しく反発
2013年 11月 28日11:01 / 提供:新華経済


 
 中国が東シナ海に防空識別圏を設定したことに、日本と米国が激しく反発している。こうした状況についてロシア紙は27日、「防空識別圏内で日本と米国の戦闘機による挑発行為が増えるだろう」とする自国専門家の見方を紹介した。中国網が27日伝えた。

 ロシアの東アジア問題専門家、カシン氏は、「日本と米国は中国の発表を受け入れないとの立場を示すため、しばらくの間、戦闘機による挑発行為を増やすだろう」と予測した。

 さらに、2001年に中国・海南島付近の南シナ海上空で米国と中国の軍用機が衝突したような問題が再び起きる可能性も排除できないと指摘。ただ、大規模な軍事衝突に発展する可能性は小さいとの見方を示している。