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中日の友好往来に役に立ちたい 篠原令氏が新書発表会に出席
2013年 8月 19日13:10 / 提供:東方ネット

 東方ネット19日付の道によると、18日午後6時30分に「篠原令が見る中国」発表会が、上海ブックフェアで行われ、作者の篠原令氏が出席した。作品の創作意図、中日関係や将来への希望について語った。

 責任編集の銭麗明女史が明らかにしたところによると、この本は一気に読み終えることができる。わずか10万字だが、内容は豊富で独特な視点で中国の思想方式や中日文化の差を解読したものだ。

 篠原氏は、「最近、釣魚島をめぐる現在の中日間の係争の影響で、日本国内で中国脅威論が盛んである。日本の書店に入ると、中国脅威論の本がどこでも見える。2010年に釣魚島事件が発生し、日本側の秘密使者として中国を訪ねることがあったが、中日関係はだんだん悪くなることに対して心が痛んでいる。作品によって日本人に本当の中国を知らせたい。この本の影響は弱いかもしれないが、私は中日関係の修復、中日の友好往来に役に立ちたい」と語っていた。

 篠原令:1950年生まれ、早稲田大学中国文学科卒業。 シンガポール南洋大学、韓国ソウル大学留学。 渋沢栄一翁の孫の渋沢正一氏の秘書を経て、米国の生命保険会社のアジア担当となった。 その後、米国シリコンバレーでハイテクベンチャー企業の設立に複数参加した。 80年代末に拠点を中国に移し、アスキー、セコムなどの中国進出を手がけ、 大手企業の中国進出のコンサルタントを続けて今日に至る。 その間、中国緑化のための100億円小渕基金の設立、日中緑化議員連盟の設立などにも関与した。

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サインをしている篠原令氏

(編集:範易成)

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