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12本の日本映画が、第16回上海国際映画祭日本映画週間で上映
2013年 5月 7日16:32 / 提供:東方ネット

 第16回上海国際映画祭が、6月15日から23日まで開催される。その間に、日本映画週間があり、12本の映画が上映される計画だ。『テルマエ・ロマエ』は、阿部寛の時空を越えた作品で、『あなたへ』は、高倉健、北野武、田中裕子らの強力なスター陣が演じる。有名な監督、俳優らが相次いで登場する。

 その12本の映画は以下の通り。

 『おおかみこどもの雨と雪』

 細田守監督による長編オリジナル作品第2作である。

 テーマは「親子」であり、不思議な恋をした19歳の少女の花が「おおかみこども」の姉弟の成長から自立するまでの13年間を描く。

 『ひみつのアッコちゃん』

 監督:川村泰祐

 出演者:綾瀬はるか、岡田将生

 10歳の小学生の加賀見厚子が、鏡精霊から「魔法の化粧ボックス」を獲得して22歳の女性に変身する。化粧品会社に就職した初恋の男性のために、子供の奇想のようなアイデアで、購買問題に巻き込まれた化粧品会社の危機に直面する。

 『桐島、部活やめるってよ』

 これまで、男性受賞者として最年少、第148回直木賞受賞者の朝井リョウによる日本の青春小説を原作とした日本映画。バレー部のスター選手?桐島が部をやめる情報で、校内で一連の波動を起こした物語。

 『今日、恋をはじめます』

 武井咲と松坂桃李が主演し、同名の人気少女アニメから改編されたものだ。高校に入学したばかりの真面目が取り柄の女子高生と学校一のモテ男の間の恋の物語。

 『あなたへ』

 降旗康男監督、高倉健主演。

 「遺骨を故郷の海にまいて」と遺言した妻の願いをかなえるため、富山刑務所で作業技官として働く主人公が、長崎まで1200キロの車の旅に出るロードムービー。高倉健、北野武、田中裕子、草g剛、綾瀬はるからが出演し、スター陣が強力だ。

 『ヒミズ』

 大地震の後、染谷将太が演じる中学生の住田祐一が、実家の貸しボート屋で、震災で家を失くした大人たちと平凡な日常を送っていた。二階堂富美が演じる、住田に恋焦がれるクラスメートの茶沢景子が猛アタックをかける。疎ましがられながらも住田との距離を縮めていく。日本の鬼才監督園子温の作品で、大地震をバックグランドにする青春物語。

 『リトル・マエストラ』

 監督:雑賀俊郎

 石川県の・小さな港町を舞台に、天才指揮者と勘違いされた少女とアマチュアオーケストラがともに成長していく姿を描く感動作。

 『テルマエ・ロマエ』

 阿部寛、上戸彩主演。古代ローマ時代の浴場と、現代日本の風呂をテーマとしたコメディである。入浴文化という共通のキーワードを軸に、現代日本にタイムスリップした古代ローマ人の浴場設計技師が、日本の風呂文化にカルチャーショックを覚え、大真面目なリアクションを繰り返すことによる笑いを描く。

 『遺体 明日への十日間』

 監督:君塚良一  

 主演:西田敏行、国村隼

 岩手県釜石市の遺体安置所を舞台にし、2011年3月11日に発生した東日本大震災から十日間、同市民生委員の相葉常夫が日々多くの遺体を送り、周りの人を感動させる物語。

 『カラカラ』

 大学教授の職をリタイア後、沖縄へやって来たピエール(ガブリエル・アルカン)が、那覇で夫に殴られて家出をしてきた純子(工藤夕貴)と出会った。純子はピエールを沖縄観光に連れてくる。この間で、二人は奇妙な友情が芽生え始めていき、新しい人生の意義を見つけた。

 『東京家族』

 監督:山田洋次 

 2012年5月、瀬戸内海の小島に暮らす平山周吉(橋爪功)と妻のとみこ(吉行和子)が、子供たちに会うために東京へやって来た。品川駅に迎えに来るはずの次男の昌次(妻夫木聡)は、間違って東京駅へ行ってしまう。せっかちな周吉はタクシーを拾い、郊外で開業医を営む長男の幸一(西村雅彦)の家へと向かう。 

 「全く役に立たないんだから」と、不注意な弟に呆れる長女の滋子(中嶋朋子)。掃除に夕食の準備にと歓迎の支度に余念のない幸一の妻、文子(夏川結衣)。やがて周吉ととみこが到着し、大きくなった二人の孫に驚く。ようやく昌次も現れ、家族全員が久しぶりに顔を合わせ、夕食のすき焼きを囲んだ。

 『天地明察』

 監督:滝田洋二郎(『おくりびと』の監督)

 主演:V6の岡田准一、宮崎葵

 江戸時代前期、自分の好きな算術や星の観測に熱中している安井算哲が、日本初の暦に挑戦する物語。

日

(編集:曹 俊 写真:「上海発表」)

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