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新日本フィル中国ツアー2012公演が大連で開演(4)
2012年 8月 21日8:36 / 提供:
中国瀋陽音楽学院の奏者と愉しいおしゃべりと演奏を繰り返す箱山芳樹氏(中央)

魅力が満ち溢れる箱山芳樹氏の演奏

 新日本フィルの創立40周年と日中国交正常化40周年を記念して、中国特別演奏会を前に、新日本フィルの首席Tb奏者の箱山芳樹氏が中国瀋陽音楽学院の奏者と愉しいおしゃべりと演奏を繰り返していた。そのすばらしい音色とテクニックでトロンボーン界の牽引車として活躍している箱山氏の魅力が満ち溢れていた。

 箱山氏は1979年国立音楽大学卒業。 1978年に研究員として(財)日本フィルハーモニー交響楽団に入団。 1986年、1987年、1993年にリサイタル開催。1988年、国際トロンボーン協会オーストラリア支部による国際コンクールに審査員として参加、シンポジウムにてソロリサイタルを開催。 1993年、(財)日本フィルハーモニー交響楽団第449回定期演奏会にて吉松隆作曲トロンボーン協奏曲「オリオン・マシーン」を初演。

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中国瀋陽音楽学院の奏者と愉しいおしゃべりと演奏を繰り返す箱山芳樹氏(右)

 1997年、日本管打楽器コンクール審査員。 1998年、関西フィルハーモニー管弦楽団第127回定期演奏会にて「オリオン・マシーン」を再演。2000年、日本オーケストラ連盟設立10周年記念演奏会にて「オリオン・マシーン」を再演。同年、日本管打楽器コンクール審査員。2001年、大阪府羽曳野市にて行われた「トロンボーン・ワークショップ・おおさか2001」にてリサイタルを行う。2002年、東京・石橋メモリアルホールにてリサイタル開催。2003年、日本管打楽器コンクール審査員。2004年、日本フィルハーモニー交響楽団第195回横浜定期演奏会にて「オリオン・マシーン」を再演。2006年、水戸パブテスト教会及び東京・三鷹 風のホールでリサイタル開催。同年、第23回日本管打楽器コンクール審査員。同年、日本フィル特別演奏会 創立50周年記念ガラ・コンサート及びアジア・オーケストラ・ウィーク 2006にて「オリオン・マシーン」を再演。

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中国瀋陽音楽学院の奏者と愉しいおしゃべりと演奏を繰り返す箱山芳樹氏

  2007年、(株)マーキュリーからソロCD「Viva Yoshiki!」及び(有)メアジックからオーケストラスタディCD「もっとトロンボーン」を発売。2008年、キングレコードよりCD「ブラス・ヘキサゴン/エピソード」を発売。同年、日本フィルハーモニー交響楽団を辞し、新日本フィルハーモニー交響楽団に移籍。

続く

(章坤良 写真も) 

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