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来年に、ロボットの販売を倍増=上海普莱克斯『新年展望』(6)
2011年 12月 26日9:56 / 提供:

 近年、上海など中国では百花斉放とばかりにさまざまなロボットがイベントなどで披露されて話題を呼んでいる。週末、上海艾麗( ARI)投資管理コンサルティング会社投資顧問の旗沢透氏、副総経理の平井茂氏一行が、松江区にある上海普莱克斯自動設備制造有限公司(董事・総経理、高橋昌志氏)を見学した。

 同社は工場の面積が2500平方メートルで、2002年8月に設立されて以来、主に自動車部品製造のロボットを作ってきた。その製品の80%は上海を中心に中国各地へ売り出しており、20%は日本、インドや東南アジアなどに販売している。

 同社の富麗霞副総経理によると、2011年年末に、上海普莱克斯自動設備制造有限公司のロボットの売り上げは1億元(1元約12円)に達する見通しで、2012年の目標は2億元だという。

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2012年を展望する交流会

 富副総経理はまた、来年に、「上海国際ロボット産業展」など自動車関連見本市の開催や、世界最大の自動車市場に躍進した中国の市場ニーズに応えて、これまで南方の広州市、中西部の成都市に支店を開設したが、2012年に北方の重要拠点である天津市にも支店を開設する計画を立てていることを明らかにした。

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ロボットのそばで2012年を展望する富麗霞副総経理(中央) 

(章坤良 写真も)

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