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新年、上海などで家庭用浄水器「トレビーノ」を販売へ=東レ『新年展望』(3)
2011年 12月 23日8:26 / 提供:

 東レでは昨今、2012年初めに、北京、上海、広州などの都会で中国の水質専用の新商品、家庭用浄水器「トレビーノ=中国名“東麗比諾”」を販売すると発表した。

 同製品は、上海市にある東レ繊維研究所(中国)有限公司の水処理研究所で徹底的に水道水質を研究し、その成果を製品化したもの。これまでの製品は、水道水中の濁り成分が多いためにフィルターが早期に目詰まりを起こしてしまっていた。しかし新製品では主要なろ材である中空糸膜フィルターの表面積を増やし、早期目詰まりを防止することに成功したという。さらに、ハイエンドモデルでは中空糸膜フィルターの改良とともに、活性炭の仕様を見直して有機物や気になる臭いの原因物質の除去能力を向上させることができたとしている。

 東レは日本の25年間の経験で培った技術開発力と品質管理ノウハウにより、品質の高い製品を安定的に供給し続けており、これでまたひとつ生活の安心に全力で応えたいと表明した。

 

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中国の水質専用の新商品、家庭用浄水器「トレビーノ=中国名“東麗比諾”」

 東レグループは、約20年前から中国内に生産拠点を設立し、現在は統括会社の東麗(中国)投資有限公司(略称:TCH)をはじめ、華東地区での繊維生産拠点や華南地区での樹脂コンパウンド、フィルム生産拠点の他、水処理や医療機器の分野でも現地パートナーとの合弁会社を設立するなど、積極的な中国事業拡大に取り組んできた。

(編集:章坤良 写真:百度) 

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